2016年12月8日木曜日

第13回:GOPIGOにカメラをつけてみた(2)

GOPIGOにカメラをつけていたので、このカメラからライブ画像を取り出そうと、情けないことに、しばらく悪戦苦闘していた。
ネットでいろいろ探してみても、MJPGを使うとかMotionを使うとか、いろいろ出ていて、WEBカメラを使う例は多いが、PiCameraの場合まずどうすれば良いのか?よくわからなかった。

結論としては、MJPG-Streamerで、とりあえずMACやIPHONEにローカルではあるが、ライブ的(多少カクカクしている)に簡易に表示できることがわかったので、このブログに書いておく。とりあえず、ローカルな実験範囲での報告である。

参考になったブログは、実はWEBカメラを使っているが、そのままPiCameraに使えたので、その点は参考になるだろう。MJPG-Streamerのインストールについては、このブログのままでOKだった。実際には、WEBカメラでも良いとわかったことから、別のブログも参照した。同じ事が書いてある。やったことは、以下だ。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install subversion libjpeg-dev imagemagick
$ svn co https://svn.code.sf.net/p/mjpg-streamer/code/mjpg-streamer mjpg- streamer
$ cd mjpg-streamer
$ make
先ほどのブログを参照して頂くのが、最も正しいと思うが、一応書いておいた。私の環境では、8080ポートを使っているので、そこがちょっと違うだけだ。
以下のコマンドを実施すれば、GOPIGOのPiCameraから、ライブストリーミングを出力する。
$ ./mjpg_streamer -i "./input_uvc.so -y" -o "./output_http.so -w ./www"
ライブストリーミングを見るには、IPアドレスが、192.168.3.6の場合は、私のMACでは以下で
http://192.168.3.6:8080/stream.html
ブログの通り、MJPGのデモ画面が表示され、その中にライブ画像が出てくる。
これも、ブログに丁寧に記述して頂いているとおり、
http://192.168.3.6:8080/stream_simple.html
とすれば、ライブ画像だけが表示される。Iphoneでも全く同じなので、これで、Iphoneで、同じ無線LANの範囲であれば、GOPIGOのPiCameraライブを見る事ができる。多少カクカクしているが、これだけ簡便に表示できるのであれば、監視カメラ的には十分かなと思う。
 いつものことながら、ブログの作者様には、感謝申し上げる。そういう意味でも、私も他の方々の便益になるようなブログを書いておこうと思う。

ライブで見てみた感じでは、1秒程遅れて、多少カクカクしているので、画像を見ながらリアルタイムにGOPIGOを制御するのは難しかろう、という印象だ。以下にテレビ画像をGOPIGOのカメラで写し、iphoneでストリーミングを見ているところをビデオ撮影してみた。少々カクカクしている様子も少しはわかるかと思う。